2014年10月20日月曜日

Magic Cap

General Magic社の携帯端末用OS
本体は「ソニー」「パナソニック」から発売されていました。(日本未発売)
 ⇒General Magic社はHyperCardやMacPaintの開発者ビル・アトキンソン氏達が起業した会社です。
日本では、一時期 NTT関連の会社が一般モニターを募集して試験を実施するなどちょっと期待されていたサービスでした。
まぁ、結局日本ではサービスが開始されませんでしたけどね・・・(残念)

Magic Cap起動後のデスクトップ画面は、現実のデスクトップ同様に電話や電話帳がありノートに書きかけのメールと迷うことなく端末を使い始めることができます。

また、それ以外の小道具(プログラム)は引出しの中、書類(ファイル)はキャビネットの中と見た目はまるでHyperCardのスタックがそのまま端末のUIになったような感じです。

端末にはモデムを内蔵していて、コミュニケーション端末としての使用が前提でした。実際体験したことはありませんが、ユーザーからのリクエストに対し、TeleScriptって言語を使用して最適なサービスを検索してくるエージェントみたいな機能があったような。。。。

自分も日本での試験モニターに当選したのでしばらく端末を貸与してもらったのですが、当時電子手帳って言っていた国産のタッチパネル端末と比較して、デザインの素晴らしさに驚き愕然としたものでした。

商業的に普及しなかった本当の理由はわかりませんが、時代を先取りしすぎたのかも知れませんねぇ・・・

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