2009年10月18日日曜日

Windows7発売前に思うこと

もう既に世間一般の家庭にPCの一台や二台があるのは珍しい事ではないですね。

一時期はみんなPCを買って、住所録作ったり年賀状作ったりしてました。
毎日PCを起動する人は、メールチェックしてWebで調べものとかもします。
あとは、iPod用の音楽を取り込んだり接続したり、デジカメの写真を取り込んだりって感じですかねぇ。

よく考えると、自分も仕事以外ではワープロしたり表計算したりはほとんどありませんね。

一時期PCの家電化ってことが、言われていたと思います。そうなのです。いままさに今はPCが家電化してしまったのですよ。
(ってなんだか強引な振りになってますが、ここは「フムフム」とうなずいてください)

どういう意味かと言えば、電子レンジ・テレビ・ビデオ・エアコン・洗濯機と日々高機能化しているにも関わらずいつも使う機能が決まっていて搭載されている機能の半分も使いこなせていないし、壊れるまで買ったままの状態で使い続ける。PCもそんな状況です。

確かにPCが日常生活でなくてはならないものになってきてはいますが本当に家電化していると思うのは「別に動けば良いや」となっていることと思います。
車にしても、オーディオにしてもPCにしても、マニアさん(趣味にしている人たち)にとっては新しいものが出れば興味津々ですが、普通の人々にとって新しいOSが出たからってそもそもOSってなに?使い方が変わっちゃうんだったら困っちゃうってことになるのですね。

なので、一部のマニアさんとかPCを新規購入する人たち以外に新しいOSなんて関係のないことなのですよ。むしろ新しいOSのユーザーインターフェースを大掛かりに変えれば変えるほど家電化したPCを使う人たちは購入を躊躇してしまうのでは?と思っています。

なんで、こんなこと書いているかと言えば、もうすぐWindows7が発売になるのですが、やっぱりVista同様あんまり普及しないんだろうなと思っているからです。

確かに一部のマニアさんが大騒ぎして買うでしょうね。けど、その後はWindowsXPのPCが壊れちゃって「仕方なく」買い替えるひとと買い替える企業には、新しいPCに入っているから仕方なく使い始めるだけで、後はなかなかOSの入れ替えが進まないんじゃない?と想像しています。
ちょっと前にMacOSX10.6が発売されてヒットしましたが、そもそもMacを使用している人ってマニアさんが多いので結構なユーザーがアップデートしたし、ユーザーインターフェースに殆ど変更がないから家電として使っている人も入れ替え後の戸惑いが少ないのもヒットの原因だと思います。

とかく、コンピュータの雑誌では、新OSの見た目や操作方法がこう変わったとかが大きくクローズアップされているけれど、「変わる大切さ」と「変わらないことの大切さ」をそろそろ学んだ方が良いと思いますね。

1 件のコメント:

新婚パパ さんのコメント...

激しく同感であります。
我が家も5台ほどPCと呼ばれるものがありますが、OSの入れ替えなんてしませんね。
OSがどうのじゃなくて、今迄と同じような使い勝手で、裏では機能がよくなりましたよ、でも、移行は意識しなくても良いですよ。ってならないとライトユーザーには、難しいですよ。
そんな僕は、windowsは仕事オンリーです。